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エアラインパイロットになる本 新版
    
エアラインパイロットになる本 新版
ISBNコード:978-4-8022-0191-9
刊行種別:ムック
発売日:2016年06月28日
サイズ:A5判
ページ数:176
定価:1700円(税込)
在庫状況: 

2020年の東京オリンピック開催に向けて日本の航空界はさらなる発展が予想されている。そのような状況にも関わらず、運航の要となるエアラインパイロット不足が社会問題になりつつある。
以前はエアラインの自社養成か、独立行政法人航空大学校の卒業者しか新人パイロットの採用ソースはなかったが、現在は私立大学の操縦士養成コース卒業者や民間飛行学校でライセンスを取得した人にも門戸が開かれて、さまざまな経歴を持った人がエアラインパイロットとして活躍できるようになってきた。エアラインパイロットを目指している人にとっては、まさにチャンス到来と言えるだろう。
 では、どうしたらエアラインパイロットになれるのか。本書ではエアラインの自社養成、航空大学校に加え、近年注目を集めている私立大学のパイロット養成コース、そして民間飛行学校について、採用試験内容と募集の条件、身体検査基準、入学・入社後の訓練、各訓練ソースのメリット・デメリットについて分かりやすく解説した。

 約40年間にわたりエアラインのパイロット採用やパイロット取材を積み重ねてきた著者が、エアラインが求めている人財像や求められている資質について掘り下げ、これから目指している人にエールを送る。エアラインパイロット志望者必読の書である。
阿施光南 著 



 
     
   

 

CONTENTS

 

序章 エアラインパイロットになろう―――――
あこがれたなら、挑戦してみよう
普通の人でいいが、訓練は厳しい
協調性、責任感、そして自己管理能力と強い意思
時代とともに変わるパイロット養成
現在のエアラインパイロットの道は大きく四つ
景気に影響されるがチャンスは広がる傾向

 

第1章 エアラインパイロットの仕事場―――――
1時間あまり前に出勤して飛行計画を検討
コクピットと外部を分担して出発前準備を実施
航空管制官の許可に従って地上滑走。滑走路に向かう
Vアールでコントロールホイールを引いて離陸
つかの間の水平飛行。そして着陸に向けて降下開始
接地と同時に3つのブレーキを作動して減速

 

第2章 エアラインパイロットになるには―――――
エアラインパイロットは定期便を運航するパイロット
飛行機の免許は操縦士技能証明と航空身体検査証明
旅客機を飛ばすために必要な技能証明の種類
旅客機では機種ごとに資格が必要になる
まだまだ続く、旅客機を飛ばすための資格の数々
英語の能力も資格として求められる
費用負担が小さいのは自社養成と航空大学校
自費で資格を取るのには大きなリスクを覚悟しよう
大学で免許を取得するという新しい試みがスタートした
エアラインパイロットをめざす具体的な道
日本の定期航空会社の概要

 

第3章 航空大学校―――――
―国土交通省所管のエアラインパイロット養成学校を卒業して目指す―
エアラインパイロット養成を目的とした航空大学校
航空大学校受験のチャンスは、大学2年進級の年からスタート
航大ホームページから必要書類をダウンロード
学力試験は合格点が高くても足切り点以下の課目があれば不合格 
将来にわたって乗務するために厳しい身体検査が実施される
第2次試験は競争ではなく、各自の健康状態のみが重要となる
パイロットはチームワークだから協調性などが問われる
失敗したならば悩むべし。そして次に備えて考えるべし
最終的な合否は学科試験と操縦適性検査の総合点で決まる
航空大学校では3つのキャンパスを移動しながら訓練を受ける
同じ目標を持つ仲間同士がチームワークをはぐくむ全寮制生活
努力しなければ乗り切れない。だけど余裕がなさすぎるのもいけない
はじめて飛行訓練を受けるのは帯広の空
空を飛ぶ本当の楽しさが実感されてくる宮崎フライト課程
仙台では双発エンジン、そして計器飛行に挑戦

 

第4章 自社養成パイロット―――――
―エアラインに入社してからパイロット訓練を受ける―
景気の影響を大きく受けてきた自社養成パイロット制度
航空会社によって異なる学歴などの要件
自社養成パイロットの選抜方法
旅客機に乗務することを主眼とするMPL
飛行訓練は日本とアメリカ、ドイツでも行われる
自社養成パイロットの採用試験の流れ

 

第5章 有資格者公募パイロット―――――
―民間飛行学校でライセンスを取得してからエアラインの採用試験を受ける―
パイロットへの道を大きく開いた有資格者募集制度
どうすれば資格を取得できるのか
飛行学校選びは慎重にしよう
飛行学校がよくても自分が努力しなければダメだ

 

第6章 私立大学操縦コース―――――
―一般大学の操縦士養成コースに入学してライセンスを取得して目指す―
大学で操縦を学ぶという、新しい選択
入学選抜の敷居は低いが訓練は甘くない
操縦コースといっても大学ごとに個性がある

 

第7章 航空会社での訓練―――――
航空会社に就職してからも訓練は続く
フライトシミュレーターを使った訓練
さまざまな経歴の訓練生が同じ訓練を受ける
機種限定を取ったあとは定期便での路線訓練
パイロットの訓練と審査は退役するまで続く

 

第8章 航空身体検査―――――
身体検査の中には努力次第でなんとかなる検査項目もある。
第一種航空身体検査 検査基準

 

あとがき