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ミリタリー選書27 BMD〈弾道ミサイル防衛〉がわかる 増補改訂版
    
ミリタリー選書27 BMD〈弾道ミサイル防衛〉がわかる 増補改訂版
ISBNコード:978-4-8022-0284-8
刊行種別:書籍
発売日:2016年12月05日
サイズ:A5判
ページ数:262
定価:1900円(税込)
在庫状況: 

いま、すぐそこにある最大の脅威に備えよ
もうBMDだけでは守りきれない?
弾道ミサイル、巡航ミサイル、航空機・艦船搭載の各種ミサイル――。
年々増大する日本への脅威に、今何をすべきか。日本のミサイル防衛の第一人者・金田秀昭元海将が提言する“ABCD”構想とは?
海を越えて攻撃してくる「弾道ミサイル」。核などの大量破壊兵器を搭載される危険もあり、その破壊力は計り知れない。いつ、どこを目標に発射されるか予測できない恐るべき弾道ミサイルに対する防衛がBMD(弾道ミサイル防衛)だ。
 北朝鮮は弾道ミサイル発射実験や核実験を進めており、発射実験では我が国近海に向けられたものもある。また、軍事大国となった中国は航空機・巡航ミサイル・弾道ミサイルを一体として武力行動を行えるだけの態勢を整えている。日本はこれらを防げるのか?

本書は2008年発行の前作に最新の情報を加えた改訂版。日米のBMDの現状解説と、将来的に目指すべき総合的な防空態勢についての提言をまとめた、「いま、すぐそこにある最大の脅威」に対応するための説得力ある1冊。
金田 秀昭 著 



     

CONTENTS

 

【第1章】ミサイル防衛の潮流
弾道ミサイルの歴史/「相互確証破壊理論」が阻んだ冷戦期の米ソ弾道ミサイル防衛/湾岸戦争を契機とする弾道ミサイル防衛への関心の高まり/全地球規模の弾道ミサイル防衛構想の広がり

 

【第2章】弾道ミサイルの脅威
ミサイルとは/弾道ミサイルの特徴/弾道ミサイルの分類/弾道ミサイルの拡散/弾道ミサイル(大量破壊兵器)の脅威/弾道ミサイルの攻撃効果/北東アジアにおける大量破壊兵器及び弾道ミサイル問題/北朝鮮及び中国の大量破壊兵器と弾道ミサイル

 

【第3章】巡航ミサイルの脅威
巡航ミサイルの特徴/巡航ミサイルの分類/巡航ミサイルの拡散/巡航ミサイルの脅威と攻撃効果/進展する中国の巡航ミサイルの脅威

 

【第4章】米国のMD構想の進展
MDシステム初期防衛能力(IDC)の配備・運用/着実に進展する米MDシステム/MDセンサー/MDウェポンシステム/戦闘管理・指揮統制・通信情報システム

 

【第5章】米国のIAMD構想の動向
MDを基盤としたNIFC-CA構想の進展/統合防空ミサイル防衛(IAMD)構想への発展

 

【第6章】日本の弾道ミサイル防衛(BMD)構想の進展
SDI(戦略防衛構想)計画への参加/北朝鮮の弾道ミサイル発射実験で高まったBMDへの関心/海上配備型上層防衛システム NTWDに関する日米共同技術研究/BMDシステムの整備及び共同開発

 

【第7章】日本の防空ミサイル総合防衛(ABCD)構想
弾道ミサイル防衛の要件/巡航ミサイル防衛の要件/米国のNIFC-CA/IAMD構想の示唆するもの/日本における防空ミサイル総合防衛(ABCD)の導入/段階的な防空ミサイル総合防衛体制の構築…JIFC-CA〜ABCD〜JNAW

 

【第8章】防空ミサイル総合防衛(ABCD)のための5つの方策(5D)
日本にとっての防空ミサイル総合防衛(ABCD)の意義/総合的方策「5D」とは何か/多元経空飽和攻撃への対処の5つの方策(5D)

 

【第9章】防空ミサイル総合防衛(ABCD)の課題=防衛機能(能動防御)
法制的側面における課題/政策的側面における課題/運用的側面における課題/装備的側面における課題

 

【第10章】防空ミサイル総合防衛(ABCD)の課題=拒否能力(攻勢防御)
防空ミサイル総合防衛と攻勢防御/日本による攻勢防御手段保有の意義/日本による攻勢防御手段の検討

 

【第11章】防空ミサイル総合防衛(ABCD)の課題=被害局限(受動防衛)
受動防御と日本の態勢/弾道ミサイルなどの攻撃に対する受動防御手段/受動防御における課題と対応/2020年東京オリンピック・パラリンピックでの防犯、防災、防衛(受動防御)対策